ローマ15:4~5 昔書かれたもの


 新年あけましておめでとうございます。
 一年の最初に日に主を礼拝できることを感謝します。

 新しい年、あなたにお勧めすることが3つあります。神を愛すこと、隣人を愛すこと、そして、福音を伝えることです。
 繰り返しだけで終わる1年にしないために、聖書の中心命令を実行してみましょう。
 心を尽くして神を愛すこと、そして、隣人を自分のように愛すこと(マルコ12:28~33)は最も大切な命令だと主イエスは言われました。
 また、私たちクリスチャンは主の証人として罪の赦しを世界に述べ伝えるように(ルカ24:46~48、マタイ28:19~20)主イエスから召されました。

 年の初めに、時間を取って良く考え、祈ってみましょう。今年、私は、神のために何ができるだろうか。
 配偶者や家族や親友に愛を届けましょう。何をしたら愛が伝わりますか。
 今年、誰に、福音を伝えたいですか。祈りのノートに書きこんで、祈り、行動してみましょう。心配いりません。人を救うのは神です。あなたではありません。私たちは、救い主を紹介するだけで良いのです。


 「昔書かれたものは、すべて私たちを教えるために書かれたのです。それは、聖書の与える忍耐と励ましによって、希望を持たせるためなのです。どうか、忍耐と励ましの神が、あなたがたを、キリスト・イエスにふさわしく、互いに同じ思いを持つようにしてくださいますように。」(ローマ15:4~5)


 パウロは聖書のことを、あえて「昔書かれたもの」と呼びました。昔のものは時代遅れで通常は役に立ちません。むしろ聖書は、その古さのゆえに価値があるのです。神が約束したことを歴史の中でことごとく実現されたからです。
 また、聖書は忍耐と励ましを与える書です。人生の困難な時に忍耐を与えてくれる書物や、崩れ折れそうな時に励ましを与えてくれる書物などありません。聖書はただの本ではなく、神のことばなので、それが可能なのです。聖書を読む者は、希望をつかめるのです。

 それで、今年、私たちの教会のテーマは、「Read & Go!」です。

 今年の礼拝で、1年かけて、聖書全巻を解説する予定です。それに合わせて、あなたも一年で聖書全部を読んでみませんか。これはあなたへのチャレンジです。聖書通読はマラソンです。完走したものだけが、その醍醐味が分かります。聖書にはいったい何がかいてあるのか。追及してみましょう。
 聖書を理解するだけでなく、実行しましょう。知識だけでは、何も変わりません。「Go」が大事です。やってみませんか。

 →あなたの番です   
  □一年かけて、聖書を通読してみよう   
  □読んだら、実行してみよう